気になる2017センバツの21世紀枠校を徹底紹介

      2017/02/02

2017年3月19日(日)に開幕する第89回選抜高校野球大会の出場校が決定しました!

今年も出場校は32校で、一般枠で29校、21世紀枠で3校が選出されました。

この選抜出場校の中でも毎年話題になるのが、様々な困難を乗り越えて成果を上げている高校の中から選ばれる21世紀枠の3校です。

2017年は岩手県の不来方(こずかた)高校、高知県の中村高校、岐阜県の多治見高校の3校が選ばれました。

3校とも公立の普通高校で、不来方と多治見は甲子園初出場、中村は40年ぶりの出場です。

そんな21世紀枠に選ばれた3校はどんな高校で、選抜の選考基準となった秋季地区大会ではどんな戦いぶりだったのかを調べました。


不来方高校

<どんな学校?>
まず、漢字の読み方が難しいですよね。これで、「こずかた」と読むそうです。

岩手県紫波郡矢巾町にある県立の普通科高校で、部活動にも力を入れていて文武両道を掲げています。

特にバレーボールは岩手県の伝統校として有名です。最近ではハンドボール部やカヌー部がインターハイの常連となっています。

【生徒数】925人【偏差値】45-52
不来方高校の更に詳しい情報

<秋季大会の結果>
秋季岩手県大会:準優勝

盛岡地区予選
1回戦 vs盛岡一 0-6【負】
敗者復活2回戦 vs江南義塾盛岡 9-5【勝】
敗者復活代表決定戦 vs平館 13-3【勝】
1回戦 vs遠野 11-0【勝】
2回戦 vs福岡 2-1【勝】
準々決勝 vs盛岡市立 7-1【勝】
準決勝 花巻農業 6-4【勝】
決勝 盛岡大附属 0-11【負】

秋季東北大会

2回戦 八戸学院光星 0-2【負】

<不来方のここが凄い!>
部員たったの10人で、秋季岩手県大会で準優勝。

続いて出場した東北大会では、全国的にも強豪校として知られる、あの八戸学院光星に0-2と接戦を演じました。

部員不足に悩む全国の野球部に夢と希望を与える甲子園初出場です。

がんばれ!不来方高校野球部!!


多治見高校

<どんな学校?>
岐阜県多治見市にある県立普通科高校。

1923年創立、90年以上の歴史を誇る伝統校。ほとんどの生徒が大学に進学する県内でも上位の進学校です。

【生徒数】717人【偏差値】59-60
多治見高校の更に詳しい情報

<秋季大会の結果>
秋季岐阜県大会:優勝

1回戦 vs可児 4-3【勝】
2回戦 vs中津商業 4-1【勝】
準々決勝 vs郡上 4-2【勝】
準決勝 vs益田清風 6-5【勝】
決勝 vs麗澤瑞浪 10-1【勝】

秋季東海大会

準々決勝 vs至学館 1-2【負】

<多治見高校のここが凄い!>
練習に使用している学校のグランドは、近隣の小学校よりも狭い極狭グランド。

そんな恵まれない環境でも、自分達で創意工夫をして、バトミントンのシャトルやテニスボールを使った練習を取り入れて、秋季岐阜県大会で初優勝という大きな成果につなげたのは立派です。

そして続く東海大会でも準優勝の至学館(愛知)に1-2と善戦。

強豪校と比べて、どうしても施設面で及ばない県立普通校でも、やれば出来ることを証明してくれました。

中村高校

<どんな学校?>
中村高校は高知県西部の四万十市にある創立110年を超える男女共学の伝統校です。

高知県立の普通科高校ですが、2002年に中学校が開校し、中高一貫教育を行っています。

生徒の自主性を重んじていて、高知県西部の進学校として人気が高い様です。

【生徒数】594人【偏差値】54
中村高校の更に詳しい情報

<秋季大会の結果>
秋季高知県大会:優勝

1回戦 vs安芸 2-0【勝】
2回戦 vs高知 6-5【勝】
準々決勝 vs高知東 4-1【勝】
準決勝 vs土佐 5-1【勝】
決勝 vs明徳義塾 2-0【勝】

秋季四国大会

準々決勝 vs英明 5-7【負】

<中村高校のここが凄い!>
初出場した40年前の第49回選抜大会では部員たったの12人で、準優勝に輝いています。その当時は「二十四の瞳」として大きな話題となりました。

今回も部員はわずか16人ですが、昨年の秋季高知県大会では強豪校として知られる明徳義塾を破り優勝しました。

地元地域は過疎化に悩まされていますが、地域に長年愛されている中村高校の久しぶりの甲子園出場で大いに盛り上がりそうです。


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