【2018選抜】各道都府県の21世紀枠推薦校と推薦理由

      2017/11/16

第90回選抜高校野球大会の21世紀枠推薦校が続々と発表されています。

21世紀枠は、困難な状況を克服したり、他校の模範となっている学校が選ばれる選抜高校野球大会の特別出場枠です。

毎年この21世紀枠で出場するチームは、公立高校で初々しいチームが多いので、特に縁もゆかりも無い学校でも自分の母校の様に応援したくなっちゃうんですよね。

ちなみに、私の母校も10年前に群馬県の推薦校には選ばれましたが、残念ながら甲子園出場には至りませんでした。

「あれ、野球部弱いはずだったのに!?」なんて言っているそこのあなた。意外にもあなたの母校が推薦されているかもしれないのでチェックしてみて下さい。

と言うことで今回は2018選抜高校野球の21世紀枠推薦校とその推薦理由をまとめました。(随時更新します。)



21世紀枠って?

まず簡単に21世紀枠について説明しておきます。

その前に春と夏の甲子園で出場校の決め方が違うのは知っていますか?。

夏の選手権大会は各都道府県の予選を勝ち抜いたチームだけが甲子園に出場できますが、春の選抜大会は各地区の秋季大会の結果を参考に選考委員会が出場校を決めます。

その選考という過程が、選抜大会独自の特性な訳ですが、出場枠には、各地区の秋季大会を勝ち抜いた学校から選ばれる一般枠と、困難な状況を克服したり、他校の模範となっている学校が選ばれる21世紀枠があります。

21世紀枠は選抜大会独自の特性を生かし、単に勝った負けただけではなく多角的な視点で出場校を選びます。

ちなみに21世紀が始まった2001年に新設された出場枠なので21世紀枠と呼びます。

選出方法

まず各都府県から推薦校を1校選出します。

推薦の基準は秋季都道府県大会でベスト16以上、129校以上の参加がある都道府県はベスト32以上の成績を残していなければなりません。

その中から困難な状況を克服したり、他校の模範となっている学校が選ばれます。

具体的には以下の様な条件に当てはまるチームです。

〇少数部員〇施設面のハンディ〇自然災害など困難な環境の克服〇学業と部活動の両立〇近年の試合成績が良好ながら、強豪校に惜敗するなどして甲子園出場機会に恵まれていない〇創意工夫した練習で成果を上げている〇校内、地域での活動が他の生徒や他校、地域に好影響を与えている。

各都府県から推薦校が出揃った後「北海道」「東北」「関東・東京」「東海」「北信越」「近畿」「中国」「四国」「九州」の各地区を代表する1校を決めます。

そして最終的に、毎年1月下旬に行われる選抜出場校選考委員会で21世紀枠3校が決まります。



21世紀枠推薦校一覧

【都道府県】校名■秋季大会成績△推薦理由

【北海道】

【青森】八戸高専(国立)■県ベスト4△放課後も研究などがある厳しい練習環境の中で文武両道を貫き、創部後初出場の秋季県大会でベスト4の好成績を収めた。

【岩手】久慈(県立)■県ベスト4△震災や台風10号豪雨災害を乗り越え、今秋の県大会で4強入りするなど好成績を残した。

【秋田】由利工業(県立)■県ベスト4・東北ベスト8△東北8強進出のチーム力の高さに加え、「地域の少子化による志願者減という困難に直面しながらも、部員が率先して『地域に愛される由工』を実行し、評価を高めている。

【山形】九里学園(私立)■県ベスト16△女子校が共学化し、2000年創部の新しいチームで、豪雪地域の中、指導者、部員が一体となって急速に成長し、近年好成績を上げている。

【宮城】角田(県立)■県ベスト4△今チームは、選手17人という少人数ながら、今秋の南部地区予選で優勝し、県大会で初の4強入りを果たした。全員が仙南出身で、地域の清掃や雪かきなどにも力を入れている。

【福島】磐城(県立)■県ベスト8△夏の甲子園に過去7回、春の甲子園にも2回出場。一昨年、昨年は春季東北大会に進み、夏の福島大会も昨年、今年と2年連続でベスト8に進出した。野球と学業を両立している。

【茨城】日立一高(県立)■県ベスト4△今秋の県大会ではベスト4に進出。2015年夏の茨城大会で準優勝するなど近年躍進している。また県内有数の進学校で、部員は文武両道を実践。登下校時のごみ拾いや駅前でのあいさつなど地域でのボランティア活動にも取り組んでいる。

【栃木】青藍泰斗(私立)■県ベスト4△近年の成績が極めて良好ながら、あと一歩で甲子園出場の機会に恵まれていない。

【群馬】藤岡中央(県立)■県ベスト4△少人数ながら工夫した練習で好成績をあげている。また、普通高校らしく文武両道を掲げ学習にも力を入れている

【埼玉】市立川越(市立)■県準優勝・関東1回戦△試合成績が極めて良好ながら、あと一歩で甲子園出場の機会に恵まれない学校で推薦校にふさわしい。

【千葉】柏南(県立)■県ベスト16△指導者、部員が一体となり創意工夫をこらして練習し、成果を上げている。

【東京】佼成学園(私立)■都準優勝△今秋の都大会で50年ぶりに決勝まで勝ち進み、準優勝した。日大三との決勝は、八回までリードする試合展開だった。同校は1974年夏を最後に甲子園出場から遠ざかっているが、2012年夏の西東京大会で準優勝するなど高い実力を維持している。

【神奈川】

【山梨】都留興譲館(県立)■県ベスト8△2014年創立の新設校で秋季県大会で春・夏・秋を通じて初の県大会8強入りを果たした。

【新潟】長岡大手(県立)■県ベスト8△文武両道に励みながら今年の春と秋の県大会で8強入りした実力に加え、毎年のセンター試験前日や他の運動部の壮行会で野球部が中心となり生徒にエールを送るなど、全校生徒に良い影響を与えている。

【長野】

【富山】富山国際大付(私立)■県準優勝・北信越ベスト4△近年の大会で好成績をあげ、学校行事や進学でも成果を上げている。

【石川】

【福井】金津(県立)■県優勝・北信越1回戦△学校周辺の雪かきをしたり、少年野球チームとの交流会を開いたり、地域との強い関わりを持ちながら野球に取り組んできた。

【静岡】静岡市立(市立)■県ベスト4△業と部活動の両立、練習方法をはじめとする大幅なチーム改革により秋季県大会4位と躍進した。

【愛知】愛産大三河(私立)■県準優勝・東海1回戦△秋季県大会で準優勝し、東海大会でも惜敗するなど、近年の試合成績がきわめて良好、清掃活動にも力を入れ、地域社会に貢献している。

【岐阜】大垣西(県立)■県準優勝・東海ベスト8△秋の県大会で準優勝し、東海地区大会では中京大中京(愛知)を破った。ボランティアや清掃活動で、地域と学校に貢献している。

【三重】桑名(県立)■県ベスト16△進学校として学業と野球部の活動を両立させているほか、試合ができない狭いグラウンドにもかかわらず、実力をつけてきた。

【滋賀】膳所(県立)■県ベスト8△秋季県大会8強の実績に加えて、県内随一の進学校で学業と野球部活動を両立させている。また、指導者と部員が一体となって創意工夫を凝らし、限られた時間を有効に使って練習に取り組んでいる。

【京都】乙訓(府立)■府優勝・近畿ベスト4△府大会で初優勝を果たし、初出場した近畿大会で4強入りと躍進。文武両道を掲げ、他校や地元の小中学生らの模範となっている。

【大阪】池田(府立)■府ベスト8△グラウンドの確保が難しいなか、秋の府予選でベスト8入り。バッテリーを中心にした堅守と少ない好機から得点する攻撃力が評価された。

【兵庫】尼崎小田(県立)■県ベスト8△野球部が他の部とグラウンドを共用するなど時間や場所に制限がある中で工夫して練習に取り組み、今秋の県大会で8強入りするなど実力をつけている。

【奈良】法隆寺国際(県立)■県ベスト4・近畿ベスト8△県立校として今秋の近畿大会県予選で3位、近畿大会でベスト8の健闘を見せ、創意工夫を凝らした練習や地域での活動なども行っている。

【和歌山】

【岡山】岡山芳泉(県立)■県ベスト16△卒業生の約6割が国公立大学に現役合格する県内有数の進学校で、1974年創部の野球部は文武両道を実践。地域貢献活動にも熱心で定期的に学校周辺の清掃に励んでいるほか、地元の小学生を招いてソフトボールで交流するイベントを毎年開いている。

【広島】

【鳥取】

【島根】大田(県立)■県ベスト4△秋季県大会で2年連続4強。野球部員が地域で野球の普及やボランティア活動に取り組んだり、学校を挙げて文武両道を実践している。

【山口】下関西(県立)■県ベスト4△4年制大学への進学希望者が大半で、練習時間・施設にも限りがある中で、いかに練習の質を上げるかをチーム全体で徹底して考え実行し、強豪と競り合えるチームに成長しつつある。

【徳島】生光学園(私立)■県準優勝・四国ベスト8△最近10年間、夏の徳島大会で準優勝1回、秋の四国大会に出場3回の結果を残しながら甲子園出場を果たしていないため。部員も礼儀正しい。

【香川】坂出工業(県立)■県ベスト16△施設面のハンディキャップを抱える中、秋の県大会では32年ぶりに2勝を挙げた。資格取得や実習などの学業と野球部活動の両立も出来ている。

【愛媛】新居浜南(県立)■県ベスト8△部員18人と少数ながら工夫を凝らした練習を重ね、今秋の県大会でベスト8に入った。

【高知】高知追手前(県立)■県ベスト4△グラウンドを複数の部で共有するハンディを克服、文武両道、今秋の四国大会県予選で県3位四国大会1回戦で大手前高松(香川2位)に延長十四回で2−3で惜敗、仮に21世紀枠に選ばれれば、1947年春以来71年ぶり。

【福岡】小倉高校(県立)■県ベスト4△1947年春に選抜準優勝。同年と翌48年の夏の選手権を連覇した古豪だが、甲子園には78年春を最後に遠ざかっている。今秋の県大会では準決勝進出。夏の甲子園出場校・東筑と延長11回の接戦の末に敗れ九州大会出場を逃したが、近年県上位に食い込む実力付けていて、進学校として学業と野球の文武両道が他校にも良い影響を与えている。

【佐賀】伊万里(県立)■県準優勝・九州2回戦△学業と両立しながら短い時間で部活動に励んでいる。また、ボランティアで少年野球大会で審判を務め、地域に溶け込んだ活動もしている。

【長崎】長崎工業(県立)■県ベスト8△県大会で8強に進出。資格試験の合格率も高く、文武両道を実践している。

【熊本】熊本商業(県立)■県ベスト8△熊本地震による困難な環境を克服し、検定取得など学業と部活動を両立させている。

【大分】大分舞鶴(県立)■県ベスト8△九州でも有数の進学校。練習時間は平日2時間で試験前には制限されるなど、練習時間が他校と比較して少ないが、夏の県大会で4強入りを、秋の県大会では8強入りを果たして文武両道を成し遂げている。

【宮崎】福島(県立)■県ベスト8△文武両道を実践するため平日は2時間という短い練習時間で質の高い工夫をした内容で補っている。18年ぶりに県大会ベスト8進出。また、部員は地域の祭りや清掃活動などに参加するなど、地域とのつながりが強い。

【鹿児島】鹿児島情報(私立)■県ベスト4△県予選でベスト4に入り、近年安定したチーム力を維持している。

【沖縄】石川(県立)■県ベスト4△在校生徒数や部員が減る中でも着実に力をつけ結果を残している。







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